「洗面所と脱衣所を分けるかどうかで悩んでいませんか?」
NAITO HOMEの三田です!
皆様、洗面所と脱衣所を分けるか
どうかで悩んでいませんか?
間取りを考える中で、
そこまでリビングとかキッチンほど優先度が高くないというか、
割と後回しにする方が多いのかな と思います。
ですが、洗面所と脱衣所って
毎日使う大事な場所ですよね!
実はこの洗面所と脱衣所を分けるかどうかで、
生活スタイルって結構変わってくるんですよ!
そこで今回は、洗面脱衣室と、
洗面所と脱衣所を別々にした間取りのそれぞれの
メリット・デメリットと間取りを考える時のポイントや対策を解説していきます。
洗面と脱衣については一般的には、以下の2パターンがあります。
それでは順番に解説します。
①洗面と脱衣が一カ所にまとまった洗面脱衣室
皆様が一番よくお見掛けする洗面と脱衣が
一緒になった洗面脱衣室と呼ばれるものですね!
つまり洗面と脱衣は分けない、というパターンです。
この洗面と脱衣を分けない洗面脱衣室のメリットは、2つ!
1つ目はコスト!
やはり一番気になるところですね!
非常にシンプルな間取りで面積も取らない分、
施工コストがかなり抑えられます!
2つ目は、間取りの影響が出にくいというところですね!
洗面と脱衣を分けないということは
面積は小さくて済むということなので、
他の間取りにも影響が出にくいというのが特徴です。
お一人住まいの方やふたり暮らしの方は、
洗面と脱衣が一カ所にまとまった
洗面脱衣室を選ばれる方がほとんどですね。
一方のデメリットは、2つ!
1つ目は「家族がお風呂に入っている時、洗面所が使いづらい!!」
これが一番多い声だと思います!
うちのスタッフの話なんですが、朝シャワーから出た時に、
洗面台を使っていたお母さんと鉢合わせしてしまった、
とか、着替えている時に家族が入ってきそうになった、
というケース(笑)
コレ、よくある気まずいシーンですね(笑)
お風呂に入るときや出る時は、
誰もいないことを確認しないといけない、ということですね。
しかも朝の忙しい時間に限って、シャワー浴びられたら、
身支度も洗濯も中々スムーズに出来ないんじゃないかなぁと思います。
もうこれは特に思春期のお子様がいるご家庭では悩まれている方、
結構多いと思います。
2つ目は、来客に生活感を見られてしまう!
来客があった場合に、
「手を洗いたい」となった時に、
洗面脱衣室に入ってもらう形になるので、
洗濯物や日用品グッズなどの生活感が見られてしまうのが嫌、
というお声もよくいただきます。
対策としては、2つ!
1つ目はパーテーションを付ける!
洗面脱衣室の広さを例えば3帖分確保して、
1帖分の洗面所、2帖分の脱衣所の間に、
パーティションとしてロールカーテンを付けることで、
コストを抑えつつ、洗面と脱衣を分けることが出来ます。
これは延床面積を大きくとらない間取りなので、
他の間取りに影響が出ないというのも推しポイントですね。
コストは最小限で、洗面と脱衣を別にしたい!
という方にオススメです!
この場合、あらかじめ下地を入れないといけない場合もあるので、
その辺りは担当の営業の方にお伝えいただくと良いと思います。
2つ目は、トイレに簡易手洗い器を付ける!
そもそもトイレ内に簡易の手洗い器があれば、
来客がトイレを使ってもそのままトイレで手を洗うことが出来るので、
洗面脱衣室に案内しなくてもいいんですよね。
少しコストはかかってしまうんですが、
トイレ内の手洗い器は大体10万円ぐらいなので
結構お手軽に問題解決できるかなと思います。
実際にトイレ内に手洗い器を付ければ、
わざわざ独立洗面台を設けなくてもいいのかな
という方が結構多いので私はオススメしますね。
ここまでは洗面と脱衣が一カ所にまとまった
独立洗面台のお話でしたが、
ここからは2つ目の洗面所と脱衣所が別々の間取りの説明をします。
②洗面所と脱衣所が別々
先ほど紹介した洗面脱衣室とは違って、
こんな感じで、洗面所と脱衣所を完全に分けたパターンですね。
洗面所と脱衣所が別々のメリットは、2つ!
1つ目は脱衣所と洗面所を、
同時に別々の人が使用できるところですね。
先ほどもお話しましたが、家族とはいえ誰かが入浴中の場合、
やはり洗面所を使うのは気を使う場面が多々あります。
特に年頃のお子さんがいらっしゃるお家では、
ちょっとした言い争いの元にもなったりします。
その点、最初から洗面所と脱衣所が分かれていれば、
誰かが入浴中であっても、気兼ねすることなく
洗面所が使用できるのが良いですよね!
お風呂に入っている人は、「誰かが洗面所にいるからあがれない」
洗面所を使う人は、
「誰かがお風呂に入っているから手を洗うのはあとにしよう」などという、
双方がそれぞれに感じるストレスがなくなりますよね!
人数が多いご家庭はもちろん、
朝の忙しい時間に朝風呂や朝シャワーをする家族がいても、
時間のロスがなくなるのも大きなメリットになります!
脱衣所は、洗濯物や脱いだ衣服が
洗濯カゴに入ったままになっていることもある、
とても個人的な、生活感の溢れる空間です。
お友達や両親であっても、
できれば見られたくはないですよね!
その点、洗面所と脱衣所を分けておけば、
洗面所に案内する際も脱衣所を気にする必要はありません。
お客様からしても、
変に気を使う必要がなく双方ともに、
洗面所を気持ちよく使う事が出来ますね。
一方のデメリットは、3つ!
1つ目は洗面所と脱衣所、
それぞれに面積が必要になることです。
よくある一体型の洗面脱衣所は、
2帖前後のスペースを使用しているのが一般的です。
洗面所と脱衣所を分ける場合、
それぞれ半分ずつの1帖前後のスペースで足りるかというと、
少し窮屈に感じると思います。
2つ目は、洗面と脱衣を別々に作るため
余分な費用がかかるんですね!
洗面所と脱衣所、それぞれの空間を作るので、
洗面脱衣所と比べると、やはり費用が高くなってしまいます。
洗濯機や脱衣カゴ、収納スペースの関係上、
お客様にもよりますが、
それぞれに1.5帖ぐらいのスペースを設けるケースが多いですね。
その分、他の収納や居室やリビングを小さくしないといけない
という場合もありますので、注意必要です。
3つ目は動線が増えるという点です。
例として、洗面所で手洗いや予備洗いをした
洗濯物を脱衣所にある洗濯機へ持っていく必要があり、
その手間が少し不便に感じる方もいらっしゃいます。
対策としては、
費用を抑えるコツは、洗面室と脱衣室のみの面積だけに囚われず、
LDK・各部屋・廊下部分を含めた全ての空間について、
本当にこれだけの面積が必要な部屋なのか、
節約できるスペースや兼用できるスペースはないか、
家全体での面積が大きくならないよう
再チェックしてみるといいと思います。
本日は、洗面脱衣室と、洗面所と脱衣所を別にした
間取りのそれぞれのメリット・デメリットと間取りを
考える時のポイントや対策についてお話しましたが、
いかがでしたでしょうか。
これまでお話したように、
洗面脱衣室にも、洗面室と脱衣室を独立させるにも、
それぞれメリットとデメリットがあります。
人それぞれ使い勝手や考え方も違うと思いますし、
パブリックとプライベートを
どこで線を引くかの感覚は違うと思います。
また、この選択でコストも大きく変わってくるので、
住んでからのイメージをして、
ご家族で話し合って計画していくことが大切かなと思います。
弊社NAITO HOMEでは、
お客様の生活スタイルや暮らしの考え方などを細かくヒアリングして
お客様に合った間取りのご提案をしておりますので、
何でもご要望をお伝えいただければと思いますので、
是非お気軽にお問い合わせください。
本日も最後までご視聴いただきありがとうございました。