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2026-03-13

【収納 設計】量より配置が正解|動線とゾーニングで片付く家をつくる考え方

【収納 設計】量より配置が正解|動線とゾーニングで片付く家をつくる考え方

結論として、「収納設計で大事なのは”量を増やすこと”より、暮らし方に合わせて”どこに何を置くか”を決める配置」であり、使う場所から遠い大容量収納より、動線に沿った小さな収納を分散させた方が片付けやすい家になります。多くの後悔例では収納量そのものより、「玄関に外用品をしまう場所がない」「リビング近くに日用品の置き場がない」といった配置ミスが原因とされ、動線とゾーニングに沿って収納を計画することが最優先だと指摘されています。

収納設計を考えるとき、「とにかく収納を増やしたい」という声をよく伺いますが、実務的には”量だけ増やしても片付きません”。収納が使う場所から離れていたり、動線をさえぎる位置にあったりすると、そこまで物を運ぶのが面倒で”とりあえず出しっぱなし”が増えてしまうため、結果的に散らかりやすくなります。


【この記事のポイント】

注文住宅で後悔が多いのは「収納が足りない」ことより、「しまいたい物のそばに収納がない」「廊下や部屋の動線を邪魔する位置に収納がある」といった配置の問題です。

収納量は、家族の持ち物量とライフスタイルから「適正量」を見積もったうえで、使う場所・動線上・ゾーニングごとに分散配置すると、少ない面積でも片付きやすくなります。

この点から分かるのは、「大きな納戸を一つつくる」より、「玄関・リビング・キッチン・洗面など生活の交差点ごとに小さな収納を置き、動線の途中で片付けを完結させる」ことが、収納不足経験者にとって現実的な改善策だということです。


今日のおさらい:要点3つ

収納設計で最も大事なのは、「何をどこで使うか」から逆算し、その場所の”直線距離”に収納をつくることです。

家全体の収納量は、「家族の持ち物量を把握したうえで、ファミリークローゼットやパントリーなど”共用収納”を基準にしつつ、各部屋に”ちょい置き収納”を足す」という二段構えで考えると、過不足が出にくくなります。

不要な廊下を削り、動線上に収納を組み込むと、「通るついでに片付け」ができるようになり、散らかりにくい暮らしにつながります。


収納量の考え方と設計のポイント

この記事の結論

収納量の考え方についての結論は、「家全体の”適正量”をざっくり把握しつつ、収納スペースを”ゾーンごと・動線ごと”に分散配置し、使う場所から数歩以内で出し入れできる距離にすること」であり、量そのものを増やすより、配置と使い方を設計することが重要だということです。

現実的には、①家族の持ち物リスト(衣類・季節物・趣味用品・ストック品など)を作り、②ファミリークローゼット・パントリーなど共用収納の広さを決め、③玄関・リビング・洗面・廊下に”必要最低限の収納”を散りばめ、④動線と干渉しないよう奥行きと扉の開き方を調整する、というステップで進めるのが効果的です。

収納計画の解説では、「収納量が多くても使いにくい場所にあれば満足度は下がる」「暮らしやすい収納は、”面倒と感じる前に片付けを完了できる距離感”に収まっている」と繰り返し述べられており、動線とゾーニングを意識した配置が片付く家の条件とされています。

現実的な判断としては、「あと1帖収納を増やすか」より、「今の収納を使う場所の近くに割り振り直せないか」を優先的に検討することが、限られた面積でも収納不足を解消する近道になります。


収納量の目安はどう考える?

家全体の”適正収納量”をざっくり把握する

結論として、収納量の目安は「延床面積の約10〜15%」が一つの基準と言われますが、それ以上に大切なのは”家族の持ち物量”をベースに考えることです。

収納計画の解説では、「家族構成・季節物・趣味の道具などをリストアップし、段ボール換算やハンガー本数で見積もる」方法が紹介されています。

例えば4人家族なら、ファミリークローゼット全体で3〜4畳程度、パントリー0.5〜1畳程度が標準的な目安とされ、これに玄関収納・リビング収納・各個室のクローゼットを足していくイメージです。

この点から分かるのは、「何畳あれば足りるか」ではなく、「自分たちの荷物がどれくらいか」を把握することが、収納量の第一歩だということです。

ファミリークローゼット・パントリーの広さの考え方

共用収納は、家の”メインターミナル”として考えます。

ファミリークローゼットの広さは、3〜4人家族で3〜4畳が標準とされ、ハンガーパイプ本数や通路幅80〜100cmを確保すると使いやすいと解説されています。

パントリーは、家族4人で1週間分の食品ストックなら約1㎡(0.5〜0.75畳)あれば十分収まる例が紹介されており、日用品も入れる場合はもう少し余裕を持たせるのが推奨されています。

一言で言うと、「共用収納は”ゆとりを持って確保”、各部屋は”必要最小限+α”」というバランスが現実的です。

量より「ゾーニング収納」と「動線収納」が効いてくる

収納量を決めたら、次はゾーニングで考えます。

ゾーニング収納の考え方では、「玄関ゾーン」「LDKゾーン」「水回りゾーン」「個室ゾーン」など、生活エリアごとに収納を分けることで、物の居場所が自然に決まるとされています。

さらに、掃除道具や日用品など、家中で使う物は廊下収納にまとめる、玄関近くにコートやアウトドア用品の収納を置くなど、”通る道の途中”に収納を配置する工夫も重要です。

このように、「ゾーン×動線」を軸に配置すると、収納量が今までと同じでも”片付けやすさ”が大きく変わります。


収納配置のコツと具体事例

コツ1 使う場所の”直線距離”に収納をつくる

収納配置の基本は、「使う場所からまっすぐ手を伸ばせる距離」に収納をつくることです。

収納配置のコツをまとめた記事では、①使う場所の直線距離に収納を置く、②動作が交差する地点に”ちょい置き収納”をつくる、③連続する家事動線に沿って収納をつくる、という3点が挙げられています。

例えば、リビングで使う文房具や薬、子どもの学用品は、リビングの一角や通り抜けの廊下収納に置くと”元の場所に戻す”ハードルが下がります。

コツ2 通路や動線を塞がない奥行き・扉計画

収納は”通れること”を優先して設計する必要があります。

収納計画の失敗例として、「開けた扉が通路に飛び出して動線を塞ぐ」「奥行きが深すぎて物が埋もれる」といったケースが多く紹介されています。

通路に面した収納は、奥行き40〜45cm程度に抑え、引き戸や折れ戸・ロールスクリーンなど、開けても動線を邪魔しない建具を検討するのが有効です。

この点から分かるのは、「どれだけ入るか」より「出し入れがスムーズか」を基準に奥行きや扉を決めることが重要だということです。

コツ3 “定位置管理”ができるだけの仕切りを作る

収納があっても、定位置が決まっていないと散らかります。

整理収納の解説では、「まずは物をカテゴリーごとに分け、使用頻度でゾーニングし、棚板やボックスで区切る」ことが推奨されています。

棚板が可動式の収納なら、収納ケースやカゴを使って”手前に引き出せる”形にすると、奥行きが深くても使いやすくなります。

一言で言うと、「収納=箱」ではなく、「物ごとの”住所”を決める仕組み」と考えると、住み始めてからの片付けが格段にラクになります。


よくある質問

Q1. 収納量は多ければ多いほど良いですか?

A1. いいえ。結論として、使わない物の置き場が増えるだけなので、「持ち物量に見合った適正量」と「使う場所に近い配置」が重要です。

Q2. 4人家族の収納量の目安は?

A2. 一般的には延床面積の10〜15%程度が目安で、ファミリークローゼット3〜4畳・パントリー0.5〜1畳を基準に、各部屋の収納を足していく考え方がよく使われます。

Q3. ファミリークローゼットは何畳あれば足りますか?

A3. 家族4人なら3〜4畳が標準とされ、着替えスペースも兼ねるなら4〜5畳以上あると余裕を持って使えます。

Q4. パントリーの広さの考え方は?

A4. 1週間分の食品ストックなら1㎡前後で足りるとされ、日用品も入れる場合は0.75〜1.5畳程度を目安に、動線と干渉しない配置にすることが推奨されています。

Q5. 廊下収納はつくった方がいいですか?

A5. 掃除道具や日用品のストックをまとめられるため便利ですが、奥行きや扉の開き方によっては通路を圧迫するので、動線とバランスを見て計画すべきです。

Q6. 収納が足りなかった場合、後から増やせますか?

A6. 造作や家具で増やすことは可能ですが、動線を悪くしたりコストが高くついたりするため、注文住宅の段階で適正量を確保しておくのがベストとされています。

Q7. 収納計画で後悔しないためのコツは?

A7. 家族の持ち物をリスト化し、使用頻度と使う場所を洗い出したうえで、「ゾーンごとに分散配置」「動線上にちょい置き収納」「通路を塞がない奥行きと扉」の3点を押さえることです。

Q8. ウォークインクローゼットと壁面収納はどちらが良い?

A8. ウォークインは”着替えスペース込み”、壁面収納は”通るだけで取り出せる収納”として使い分けるとよく、狭い家では通路を増やさない壁面収納の方が有利な場合も多いです。

Q9. 収納家具は造作と置き家具どちらがおすすめ?

A9. 造作はフィット感と統一感に優れますが変更しにくく、置き家具は柔軟性が高いので、よく使う場所は造作+それ以外は置き家具という組み合わせが現実的です。

Q10. 収納計画をプロに相談するタイミングは?

A10. 間取りが固まる前、家族の持ち物と生活動線を整理した段階で相談すると、ゾーニングや動線と一体で収納を設計してもらいやすくなります。


まとめ

収納設計で後悔しないためには、「収納量を増やす」より、「家族の持ち物と生活動線から逆算して、使う場所に近い位置へ分散配置する」ことが重要であり、収納は”量より配置”で考えるのが実務的です。

判断基準として重要なのは、①家族の持ち物量を把握し適正収納量を決めているか、②ゾーンごと・動線ごとに収納を分散できているか、③通路を塞がない奥行き・扉計画になっているか、④物の”定位置”を決められるだけの仕切りや可動棚を用意しているか、の4点です。

収納不足経験者ほど、「あと1帖の納戸」より「リビング横のちょい置き収納」「玄関の外用品収納」「洗面横のタオル・日用品収納」といった”配置の見直し”を優先することで、限られた面積でも片付きやすい住まいを実現できるようになります。

収納設計は、家族の持ち物と生活動線に合わせて必要量を見積もり、使う場所の近くに分散配置することで、「量より配置」で片付く家をつくることができます。

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